禁断と背徳の体験告白
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妹はメル友〜思い出の海の日|実妹との体験談


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妹はメル友〜思い出の海の日
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(1)

 当時16歳、高校2年だった妹は暇があれば友達と携帯でメールをやっていた。
 メールの相手は学校の友達だと思うのだがいつも携帯をいじくり回してた。
 家で食事をしてる時にでも携帯を手元に置き食事中にも関わらず相手からメールが届いたらすぐに返事を送り返していた。

 親から携帯のパケット通信の使用料が高過ぎるから控えるように言われてもメールを止めない。
 携帯を持った当初は携帯の料金は自分のこづかいで賄うはずだったのにいつの間にか親から足りない分を出してもらうようになっていた。
 だが親もそうは甘くない。あんまり程度が悪いから料金の補てんをストップしてしまった。
 そして矛先は俺に向けられた。
 それに怒った俺は親に何とかしてくれと頼み込み、その対応策として親が妹の携帯の契約を定額制に変えた。
 そこまでは良かった。
 だがこれを機に妹の携帯依存症はなおさら酷くなってしまった。

 朝から晩まで暇さえあればメールばかり。メールをやってる時間があったら相手に会いに行けばいいだろうって何度も言ったがそれでも減る様子がなかった。
 俺はやりたい放題の妹を兄として鉄槌を下すためにある策略を思いついた。
 その策略とは妹をメールで釣り上げることだった。
 俺もメールは嫌いではない。それどころか女とメールをするのを得意としている。
 当時、付き合ってた彼女は出会い系サイトで知り合ったし女性のメル友を多数抱えていた。
 その殆どが成人の女性だったので妹のような小娘をたらしこむこと簡単だと考えた。
 釣られた相手が兄貴の俺だから良いが、これが他人だったら現在の物騒な世の中では何をされるか知れたものではない。
 そんなことにでもなってしまったら身内としては嫌なので穏やかの形でメール漬けの妹に自称ネットナンパ師の俺がお灸を据えることにしたのである。

 ちなみに妹は困った人を見掛けるとほっとけない性格をしてる。それを逆手に取った。
 俺は妹に間違いメールを送ろうと考えた。しかも架空の会社の重要連絡で何が何でもすぐに連絡を入れないと緊急事態に陥ってしまうかのようにメールの上で装おうとした。
 作戦決行の日、俺は溜まってた有給休暇の消化も兼ねて仮病を使って会社を休んで磐石の態勢で作戦の遂行にあたった。
 俺は妹に宛ててメールを打った。それは自分の女にメールを送るより遥かに気を使った。
 妹の優しさに訴え掛けるように大人の男性を思わせるようにメールを打った。
 送信するまで何度も書いては消してを繰り返し、結局は70回以上もメールを打ち直してから送信のボタンをクリックした。
 返事が返ってこなくても良かったが出来れば返ってきて欲しいとメールに願いを込めて。

 俺は自分の妹のメールアドレスを知らなかった。身内だから電話だけで済むのでメアドを知る必要がなかったのだ。ちなみに妹も俺のメアドは知らなかった。
 妹のアドレスの取得まではそれなりに苦労した。自分の妹だから兄貴が聞けば簡単に教えるはずだが妹に面と向かって教えてくれは気恥ずかしく言い難いものがあった。
 そこで妹の友達から妹のアドレスを聞き出した。友達は少し変に思ったみたいだが俺はれっきとした兄貴なので快く教えてくれた。それがあったから作戦が遂行出来たのである。
 友達がどうしても教えくれない時には金を掴ませてもいいとさえ思ってた。
 
 そして俺がメールを送った約1時間後、携帯の着信音がした。それは妹からだった。

 -メール間違えてませんか?-

 これが妹から届いたメールの最初の本文だった。思惑通りに妹は俺に釣り上げらてしまった。しかしこれはほんの序章に過ぎなかった。
 長年一緒に過ごしてきたから俺としては妹の性格は熟知してるつもりだった。
 俺はすぐに再度確認のためのメールを送信した。メールは緊急扱いになってるので時間を置いてしまったら妹に怪しまれると思ったからだ。
 元来から携帯依存症の傾向が強く見られる妹が極めて紳士的に書かれてくるメールを無視をしないのは分かってた。なぜなら妹は同年代より大人の男の方が好みだからだ。
 俺は兄貴なのでそれくらいのことは知っていた。
 お礼言った後、さも仕事の合間にメールを打ってるように装いながらメールを打った。
 このメールは偶然だって思わせるように演出しながら妹とメールを交換したのである。

 しかしその時は事務的な内容の数通程度のメールのやり取りだけで終わらせた。
 仕事で忙しいはずの人間がこまめにメールなんかやってるはずがないのだ。
 メールの目的は1つだけ。妹の携帯に俺のメアドの履歴を残すことだった。
 そしてその日の夜、遅くない時間を見計らって、改めてお礼言うためにメールを送った。
 
 今日は本当にありがとうございました。おかげで助かりました。
 お礼なんかいいですよ。
 お仕事中にご迷惑ではありませんでしたか?
 あのぉ、私、学生なんです。
 学生さん?もしかして大学生ですか?
 違います。高校生です。
 そうなんですか。大人っぽいから大学生かと思いました。ちなみに君の年齢は?
 16歳です。
 奇遇ですね。僕にも君と同い年の妹がいるんだよ。
 そうなんですか?
 
 この日から我々はメル友になってお互いのことをマキとトモと言うハンドルで呼んだ。
 妹とメールを始めて1週間くらいの間は何てことのないごくありきたりの話をしていた。
 メールの回数も少なくて日に3〜4通程度だった。しかし1週間を過ぎた頃、妹が学校のことで相談してきたのを夜通し掛けて話を聞いてやったのをきっかけに回数が多くなった。
 妹は相手の顔が見えない安心感からだと思うが、俺に対して家ではもちろん友達にも絶対に話さないようなことまで話すようになっていった。
 学校のこと、友達のこと、家族のこと等々、妹から送ってくるメールには等身大の16歳の女の子の姿が投影されていた。俺はいつしか妹と一緒に問題の答えを探していた。
 それと同時に自分のこの手で妹の心を裸にしてることに快感を感じるようになった。

 妹に悟れないようにしながらメールのやり取りをする内に携帯を手放せなくなっていた。
 ベットに横になりながらメールを打ってて携帯を手に持ったまま寝てるなんて日常茶飯事。
 妹とメールを始めてから約1月半の間で総数は大小含めてすでに1500通を超えていた。
 妹にメールを送ると学校での授業中以外にはすぐに返事がきた。何となくそれが嬉しくて俺の方も妹からの返事を心待ちにするようになっていた。 
 家でも俺の部屋から10数cmの壁を隔てた向こうにはメールの相手である妹がいる。
 エッチなメールは皆無だったがそれが目的ではない俺にはそんなことはどうでも良かった。
 俺自身も妹とのメールにはまってしまっていた。そしてその後も妹とのメールは続いた。
 しばらくして妹はメールの端々に俺のことを他人の気がしないと書いてくるようになった。
 そしてその日、いつものように妹と深夜までメールで語り合って、今日はこれで終わりにしようかと思った時、妹から届いた最後のメールに一言だけ言葉が書いてあった。
 
 会いたいよ。

 元ネットナンパ師の俺は過去に1度も自分の方から会いたいと言ったことがない。必ず、女に言わせてきた。
 そして会いたいと言って来ても1度目は仕事を盾にとってのらりくらりとかわす。それは妹の場合も例外ではなく、この時もいつもと同じだった。
 
 ごめん。仕事で忙しく今は無理なんだ。
 いつなら大丈夫なんですか?
 今の仕事は会社の社運が掛かってる仕事で当分は時間が取れそうにないんだ。
 なんか、会えないちっく。。。トモさん、すぐに会えないなら写メしませんか?電話で直接声が聞きたいです。

 俺に会えないと判ってから妹から次々と送られてきたメールの内容がエスカレートした。
 俺にとってはどれ一つとっても自分の正体がばれてしまうものばかりだった。
 俺としては妹の要求に答える訳にはいかなった。写メも電話も絶対に駄目だと思った。
 その晩は例によって仕事を盾に会いたいと言ってきた妹をかろうじてかわし切った。
 俺のことを信用してあれだけ自分をさらけ出してきた妹を結果的に騙してしまってる自分の行為に良心の呵責がなかった訳ではないが、それでも会う訳にはいかなかった。 
 翌朝、その頃にはもう恒例になっていた毎朝届く妹からのモーニングコールを兼ねた長い1通のメールが届いた。そして届いたメールにはメールの相手である俺に対しての気持ちが丁寧な言葉で書き綴られていた。

 おはようございます。
 昨日あれからずっと考えてました。
 ・・・

 家では滅多に聞けない敬語で1つ1つ言葉を選んで書いたのだろう。 
 俺とのこれまでのメール内での様々な出来事の思い出から始まってお互いに悩みを打ち明けあって朝までメールを続けたこと。その他もろもろの話。
 偶然の間違いメールでの出会いから現在までの状況を自分の気持ちを込めながら順を追って丁寧に書かれてあった。
 メールの文面の端々には頻繁に俺のハンドルが登場していて俺が妹とのメールで語った言葉が何度も書いてあって俺に対する想いが伝わってきた。
 そのメールを読んでいてちょっと俺を美化し過ぎてるんじゃ?と感じたが素直に嬉しく思えた。
 そしてメールには昨夜、俺が会うのを先に延ばしたことについても書いてあった。
 そこには妹の本音が書かれていた。
 
 私が子供だから会えないんですか?
 
 妹は自分が子供だから大人の俺には物足りないから断られてしまってたと思い込み誤解をしていた。妹は本当の理由を知らないからそれは仕方ないことだった。
 俺はその文面にこれだけは否定しなければと思ったので咄嗟にメールを送り返した。

 違う!君は子供なんかじゃない。
 
 俺がメールを送り返したので妹からすぐに返事が返ってきた。
 
 どうして会えないんですか?わけを教えてください。私が子供だからですか?
 君が子供だから会えないんじゃない。今は仕事が忙しくて時間が取れないんだ。
 
 こうして朝早くから妹との深刻な内容のメールのやり取りが何度も続いた。
 俺は愕然とした。まさか妹が俺のことをそこまで考えてるとは思わなかった。
 前夜の出来事の後、その場こそ見てないが妹が俺に自分の気持ちを伝えるため眠らずにメールを打っていたのは容易に想像が出来た。
 だがその時俺は隣の部屋で高いびきをかきながら眠っていた。俺は自己嫌悪した。
 この段階になって自分のやってることの身勝手さに初めて気付いたのである。

 この状況ではこの後どうするべきなのか選択肢が2つしか残されてなかった。
 1つは今起きている揉め事のついでにメールを終わらせる。
 もう1つはこの場を何とかやり過ごして以降は無視して自然消滅させて終わらせる。
 どちらにしろ妹とのメールを止める以外に行くべき方向がなかったのだ。 

 メールマジックとは言うけれど、これで妹に会ってしまったら、もうお灸の段階ではなく完全に失恋となってしまうと思った。しかもメールの相手が自分の兄貴だったなんて。
 俺としてはもっと軽い気持ちでメールをしたかったのに本人達が気付かぬまにメールの深みにはまってしまっていた。俺はこれ以上メールを続けたら妹が可哀想だと思った。
 俺は会社への出勤時間が迫ってる状況で妹へお断りのメールを打ち始めた。
 妹とのことで会社にまで引きずるのが嫌だったので会社へ行く前に済ませたいと思った。
 そのメールを打ち終わるまでの間に少しだけメールの交換に隙間が出来た。
 その最中、これからいよいよ本題を切り出すための本文を打ってるところで俺の手が妹から届いたメールで止められてしまった。

 前からあなたのことが好きでした。だから会ってください。

 届いたメールを見た時、俺の心が揺すられて揺れ動いた。もう終わろうとしてたのに。
 顔も見てない相手に対して好きだなんてお前は言うのか?
 俺を目の前にしてお前は同じことを言えるのか?
 俺は電話じゃない物言わない携帯のメールに向かって独り言で妹に返事をしていた。
 ともかくこれは1度妹と会わないことには終わらない、いや、終われないと思った。
 そして俺は今まで書いていた本文をクリアにしてから改めてメールを打ち直した。
 
 君の気持ちはよく解ったよ。君の都合さえ良ければ今度の日曜日にでも会おうか?

 勢いから妹と会う約束をしてしまった俺ではあったがぎりぎりまで妹と会うのを回避が出来ないかぎりぎりの段階まで模索を続けていた。出来れば避けたかった。
 一番望ましいのは妹が飽きて会うのを止めたいと言ってくるのが理想的だったが気配がまるでない。
 その後も妹とのメールは続いてたので何か揉めるきっかけがあれば考えたが何の問題もなくて平穏なままで経過してしまった。
 俺としては約束したからには自分の方からは断ることも出来なくて約束の日が近付くにつれて期待に胸を膨らませる妹とは対照的に気分が重くなっていった。
 俺と会った時に妹がどのような反応を示すのだろうか?

 そして約束の日がやってきた。約束の時間は午前11時、場所は市内にある某喫茶店。
 その日は朝から本当に忙しかった。妹が何度も俺の部屋にやって来て、今日デートに着て行く予定の洋服の候補を何着も部屋に持ち込んで「これとこれどっちがいいと思う?どっちが大人っぽい?」とか聞いてきた。
「どっちでもいいんじゃない。お前のありのままを見せれば。」
 もちろん知ってたが試しに相手の年齢も聞いてみた。「相手の年はいくつなんだよ?」
「26だよ。」「へぇ、俺と同じだな。」(そいつは俺だよ。)
 愛があれば年の差なんてとは言うけれど妹は架空の人物である俺との年齢差を気にしてた。
 妹は自分が子供に見られるのが嫌で朝も早くから大人っぽく見せるためにせっせと決めまくっていたのである。
 そして約束の時間まで残り30分となった時、妹が約束の地へ出掛けた。それを見送った俺も後を追うようにして家を出た。

 約束の場所に到着した俺は駐車場で足が止まってしまって店に入るのを躊躇した。
 今までの俺であれば中に待ってるターゲットを期待して何の躊躇も感じることもなく入って行くのだがその時には違っていた。
 妹とメールを本格的に始めた時に妹以外のメル友は切り捨てて妹だけに専念していた。彼女とも連絡は取っていない。
 店の外で気持ち的にすったもんだした挙句、ようやく店に入ることが出来た。
 俺が店の中に入った時、妹は表通りに面した窓際の席に座っていた。
 そして後から入店した俺の姿をすぐに見つけたのか不思議そうな顔をしながら声を掛けてきた。
「なんで兄貴がここにいるわけ!?」
「俺か?今日は友達と待ち合わせなんだよ。」
 我々の住むところは地方の中規模都市だが村に1軒しかない喫茶店じゃあるまいにこんな偶然がありえる訳がないのである。

 それから俺は妹が座る席とは別のところに陣取って妹の出方を横目で見ながら伺った。
 妹も疑念が沸いたのか時折こっちの方を見ながら俺の様子を探っているようだった。
 そして妹の疑念が確信へ変わったのかそれを晴らすために遂に最終兵器である携帯電話を手に持ってメールを打ち始めてた。そのメールを送る相手はおそらく俺だろうとは思ったが。
 そして遂に我々のメル友関係に終止符を告げるためのメールが俺の手元に届いたのでる。
 それは俺がいる現在の所在地を尋ねてきたメールだった。 
 
 今、どこにいますか?
 僕はもう店に来てるよ。
 
 こうして我々のメールは終わった。後にも先にも1人の女にここまで大量のメールを送ったことはない。

 予定がなくなってあぶれてしまった我々はせっかくの機会だからドライブに出掛けた。
 俺は妹のことが気がかりだったが見ただけでは思ったほど落ち込んでる様子はなかった。
 妹とメールをやるようになってから前に比べてお互いの距離が近づいたような気がしてたがそれはメールの中だけの話であって現実の世界では違っていた。
 俺はともかくとして妹にしてみれば一番知られたくない身内に自分の秘密を暴露してしまったのだから気まずいと思うのは仕方ないことだった。しかしそれは俺も同じだ。
 その日は妹のうさ晴らしに引っ張り回されて遊び呆けてたらあっと言う間に時間が過ぎてしまって帰ろうと思った時には夜の11時に近かった。
 俺はもうそろそろ終わりにしなければと思った。
 帰途の車内で妹とは会話らしい会話もなくBGMばかりが機械的に流れてて、俺は何ともいたたまれない気分になっていた。

 家が近づくにつれ俺の胸の中にはもやもやした感情が沸いてきた。
 俺はそれから逃げたくてわざと車を遠回りさせていた。しかしそんなことを続ける訳にはいかなかった。
 やがて車が家に着いた時、俺のもやもや感はもはやピークに達していた。
 そのあまりの息苦しさで吐き気すら感じたくらいだ。
 妹は家に着いてもまだ無言で黙ったまま。俺を責めるようなことは言わなかったが逆にそれがいじらしかった。
 俺は自分が今味わってる意味不明な感情が何であるのかどうしても知りたかった。
 このまま妹とのことを終わらせたくない気持ちから自分の車を車庫に押し込んで先に車から降りて家の玄関先に立っていた妹を捕まえて抱き寄せてから唇を奪った。
 どれだけの時間そうしてたか覚えてないが長かったような短かったような気がする。
 それが我々のファーストキスだ。そして妹にとっては本当のファーストキスでもあった。

 その時俺はキスの相手が自分の妹だったことをすっかり忘れてしまってた。 
 誰かが背中を叩くまで自分が妹にしてしまってる行為には気づかないでいたのだ。
 不意に妹に背中を叩かれて、ふと我に返って妹の唇から唇を離した隙に妹は抱いていた腕の中から逃れて2階の自分の部屋に駆け出して逃げて行ってしまった。
 俺は自分の部屋に戻ってから今まで張りつめていた気持ちが切れてしまって虚脱感を感じる中で隣の部屋にいるはずの妹にこれが最後と決めて1通のメールを送った。
 
 ごめん。だけどあれは嘘じゃないから・・・

 その翌朝から恒例だった妹から届くモーニングメールがぴたりと止まった。
 何度かセンター問い合わせをしてみたが何度やっても妹からメッセージを受信することはなかった。俺の予想した通りの当然の結果だった。

 その翌日から俺は極力妹とは顔を合わせないように心掛けた。
 妹にしても俺の顔は見たくないはずだと思ったので食事の時等にも一緒にならないように避けていた。
 それでも同じ家に住んでるので妹と偶然に顔を合わせることは避けようがなかったがあの日のことで妹に何かを言われるようなことだけはなかった。
 俺にしてみれば偶然からメールが始まったと思ってることがせめてもの救いだった。
 最初の2、3日は来ないはずのメールを期待してセンター問い合わせをしてみた。
 しかし届くメールは決まってアダルトサイトの広告ばかりで問い合わせをするのを止めた。
 その連鎖で当時付き合ってた彼女とも別れてしまったので手持ち無沙汰な日々が続いた。
 そして季節が1つだけ進んでその出来事が起きた春から夏へと変わった。

 去年7月の海の日の朝、俺は朝早くから鳴った携帯の着信音で飛び起きた。
 前夜に携帯の電源を切り忘れてたせいで電話に叩き起こされてしまったのである。
 そんなことは妹とメールをやってた時以来だった。それを思い出した俺の胸が少し疼いた。
 人が気持ち良く寝てたのに叩き起されてしまったので怒り半分でメールの送り主を確認してみればそのメールの送り主は妹だった。俺は一瞬、我が目を疑ってしまった。
 しかしそのメールは間違いなく妹から届いた俺宛てのモーニングメールだった。 
 
 おはよう!暇だからどこかに連れてってよ。
 本当に俺でいいのか?
 いいけどあんなこともうしないでよ。
 しないよ。約束する。
 
 その日は海の日だった。だから海に行こうと俺は思った。

 それは妹との約10年ぶりの海水浴だった。
 当日妹が着ていた水着は白のビキニでパッと見では下着にでも見間違えてしまうような代物だった。
 今年になって買ったばかりだと言ってたがもうちょっと色の濃い水着にして欲しいと思ってた。妹だと言ってもあれでは目のやり場に困ると思ったからだ。
 見てみると体の方も幼児体型は卒業したみたいですっかり大人の女の体になっていた。
 久々に楽しい一時を過ごしたような気がした。しかしそんな時に限って時間はあっと言う間に過ぎてしまうものである。気付いた時にはもう夕方になっていた。
 あれほど沢山の人達がいた浜辺も多くの人達が帰途についたみたいで浜辺に残ってるのは十数人程度しかいなかった。

 明日のこともあるから早めに帰ろうと思って妹に「俺達もそろそろ帰ろうか?」と呼び寄せると妹は俺の方にすり寄ってきてから不意に自分の体を俺の方へ預けてきた。
 俺の肩ぐちには妹の頭が乗っているような状態だ。
 俺は妹が突然とってきた行動が何を意味するものなのかが分からなくて動揺しまくってしまい自分がとるべき行動が分からなかった。
 前のこともあるのでその時には妹に何もしようとは思わなかった。また暴挙に及んで妹と疎遠になってしまう方が嫌だったからだ。
「帰るぞ。」
 そして俺が妹の肩を抱きながら帰宅しようとしたら妹が足を止めてしまった。
「まだ帰りたくない。」
 この状況だけでもかなり頭が混乱してたのに何の脈列もなく唐突に妹から言われた言葉でより頭が混乱してしまった俺は今まで思ってたことがそのまま口から出てしまってた。

「だってお前、俺のことが嫌だったんじゃないのか?」

 前の出来事の時には逃げたはずなのに今日はこうして俺といることが俺としては不思議でならなかった。まして今の状況は誰がどう見ても恋人同士にしか見えない。
 妹の行動がどうしても理解出来なかった俺は「俺に解るように説明してくれよ。」と聞くと「だって感じちゃったんだもん。」と小さな声で答えが返ってきたのである。
 それに続いて「あの時、体に電気が走ったみたいになって。」
 よく聞き取れなかったが妹が言ってたことは初キスのことをだと言うのだけは理解した。
「あれから兄貴のことばかり考えてたの。」
 優柔不断な妹らしい遠回しな物言いでの告白だった。
「俺もお前のことが忘れられなかった。」日本海に沈みかけた夕日が本当に綺麗だった。

 気持ちが繋がった。時と場所と相手と自分が納得出来さえすれば妹だろうが関係がなかった。
 妹を自分の物にしたいと思った俺は海から離れてラブホテルを目指して車を転がした。
 車を転がしながら目的の場所を探してる俺の行動の意味を妹は判ってたようだったが黙ったまま俺の横顔を見つめていた。
 海沿いの道を離れて繁華街を通り越しひたすら幹線道路を走ってるとこれから山間に差し掛かろうとしてた時、場違いで派手なネオン看板が光ってる目的の場所をみつけた。
「お前、こういうところ初めてか?」
 俺は自分の手を伸ばして妹の手を握り締めて聞いてみると妹は首を縦に振ってから「初めて。」と言っただけで肩にもたれ掛かって来た。繋いだ掌が僅かに湿気ってる。
(お前は処女なのか?)ついでに聞いてみたかったがその言葉は飲み込むことにした。
 俺としては妹が処女でも非処女でもどちらでも良かった。どちらであったとしても俺の気持ちが揺らぐことはなかったから。そして我々は部屋へ向かった。

 湯船にお湯が溜まるまで2人で何かを話そうと思ったが会話も途切れがちで余計に緊張感を煽るだけだったので「お前も一緒に入るか?」と妹を風呂に誘ってみたが「後で1人で入るからいいよ。」と無碍もなく断られた。
 1人で風呂場に入ったまではいいが風呂に入ること自体も途方もない時間のように思えたのですぐに妹に風呂の順番を譲った。
 続いて妹が風呂場へ向かったが妹を待ってる時間がやたらと長く感じた。妹が風呂から上がった時、バスローブ姿だった。
 普段見慣れてる下したままの髪を大雑把にアップにした妹の姿に新鮮味を感じた。
 待ち切れなくなってた俺は自分の方から妹に歩み寄りアップにしてあった髪を優しく解いてから妹と2度目のキスをした。何となく潮の香りがするキスだった。

 重なりあってる俺の唇の隙間から柔らかい感触がする妹の舌が割って入ってきた。
 俺はこの段階になってようやく妹は最初からそのつもりで来たことに気付いたのだ。
 初めてキスをしたあの日から妹の身に何が起きてしまったのか判らなかったが行動が全てだと思った。
 俺は妹に有無を言わせず抱き上げ一気にベットサイドに運んでから手荒く放り投げて「今から抱くぞ。」と言った後で上から覆い被さった。
 その時にはだけてしまったバスローブの裾の部分から健康的な肌の色をした太ももとほんの一瞬だけ黒い物が見えた。妹は下着をつけずにノーパン、ノーブラの状態だった。
 そして乱暴にバスローブの紐を解いて妹の上半身を露にした。
 日に焼けて赤くなった部分と乳房周りの白い地肌のコントラストが際立っている。
 胸のサイズがどうかは一向に気にはならなかった。妹のものであれば全部許せる自信が俺にはあった。

 俺は他の物にはわき目もふらず真っ先に水着の跡が残る片方の乳首に吸いついた。
 妹は「兄貴、くすぐったいよ。」と言いながら満更でもなさそうな素振りだった。
 一方の乳首を指で揉みくだしながら乳首を吸い続けてると両方の乳首が勃ってきた。
 俺は乳首への集中攻撃で荒く息をしてる妹の様子を見ながら両乳房に自分の唾液で妹が自分の女である証を刻みつけた。俺がつけた唾液で妹の乳房がてかってる。
 あの日以来、俺はこの妹を想像しながら何度、自分を慰めたか。それが目の前にあった。
 異常な興奮状態と高揚感が俺を包む。すでに俺のモノは石のように硬くなっていてすぐにでも挿入して妹の粘膜の感触を味わいたいと言う激しい衝動に駆られた。
 まるで津波のように襲ってくる激しい衝動の波を必死に抑えつけながら妹の股間をまさぐるために薄めの陰毛を掻き分けて探ると妹の手が俺の手を払いのけようとした。
「そこイヤ!」俺は払いのけようとする妹の手首を掴んでその手首ごと股間へ運んだ。

 俺は試しに「お前、オナニーはしたことあるのか?」と妹に聞いてみた。
 その質問に妹は「したことない。」と答えたが俺に対して嘘をついてたのが妹の仕草からみえみえだったので「いつもどんな風にしてるのか兄ちゃんに見せてみろよ。」と羞恥心を煽ってはみたが妹がそれに応じる訳がないのは最初から分かってたので今度は方向を変えてみた。
「自分で触るるのも気持ちいいけど他人に触ってもらうともっと気持ちいいんだぞ。」
 そしてその言葉を証明するために妹の大切な部分に手を触れた瞬間、妹のしなやかな体がビクッと軽く仰け反り刺激に敏感に反応を示した。「ほら、俺の言った通りだろ。」
 俺は乳房を優しく揉みほぐすように揉みながら乳首に吸った。そして割れ目に沿って指を上下に動かしながら3点を同時に刺激した。指には妹の小陰唇が絡むような感触が残る。
 妹のあそこはまだお触り程度に軽くしか触ってもいない内から濡れ始めていて、ひたすら割れ目をなぞる俺の指が自然に濡れてきた。「はぁ、はぁ、あっ、あぁ、はぁん。」

 俺は刺激を続けながら頃合いを見計らって改めて妹に質問をぶつけてみた。
「いつも1人でどこ触ってるんだ?教えてくれよ。今度は俺が触ってやるから。」
 そして再び妹の手首を掴んでから股間へ誘導して自分で位置を指し示すように指示した。
 妹は「えぇ?やだぁ。」と口では拒否するような感じだったが、もっと快感が欲しいのか俺の指示に従って「こことここだよ。」と恥じらいながら俺に教えてきた。
 妹が示した位置とは小陰唇とクリトリスだった。
「触るから自分で広げてごらん。」
 俺はその様子を静かに伺った。妹は自分の両方の手を恐る恐るあそこに運んでから他人には見せたことがない割れ目の中心を初めて自分以外の人間の前で露にした。
 妹のそれを見た時、俺を強烈な衝撃波が襲った。まず驚いたのはあそこの色だ。
 一点の曇りもないとはこのことかと思った。まるであそこ全部をピンク色の絵の具で塗ったかのような感じだった。そして妹の腟口からは液体が一滴垂れていた。

 俺はあそこをしばらく見ていたかったが妹との約束なのでクリトリスに被った包皮を優しく剥いてからに中にあった小さくて可愛かったクリトリスそのものに指を触れた。
 そしてまた妹の体が仰け反ったので指先でクリトリスをころころと転がすと、「あぁ、あっ、あっ、あっ、あぁっ。」と短い間隔で切なさそうに声を上げた。
 俺はまた妹に質問をぶつけてた。とにかく妹の性体験の度合いが知りたかった。
 俺はクリトリスを指で弄りながらまた妹に聞いてみた。妹のオナペットについてだ。
「お前はいつも誰をオナペットにしてるんだ?芸能人か?」
 妹はこの段階に来てまで「オナニーはしてないよ。」と否定していたが俺に直前のことを指摘されると今度はだんまりを決め込んでしまった。だから今度はクリトリスの刺激を強くして改めて聞いてみた。
「誰でしてるんだ?芸能人?スポーツ選手?教えてくれよ。」
「乱暴に、しないで、あぁっ、あっ、あっ、あっ、あ、兄貴ぃ、あぁっ。」



(2)

「は?俺なの?」俺は妹から返ってきた予想外の答えに驚いた。と言うより嬉しかった。
 俺は妹のオナペットはてっきり部屋に貼ってあるアーチストだとばかり思ってたからだ。
「あ、言っちゃった。」
 妹は俺の猛攻に耐えられず内秘めていた自分のオナペットを遂に白状してしまった。
 その表情は薄ら笑いの表情で今まで憑いてたものがが離れたかのような感じにも見えた。

 そして今度はお返しとばかりに俺に質問をしてきた。
「私って変かな?やばい?」
「変かと聞かれれば変だし、やばいかと聞かれればやばいけど、それは俺も同じだよ。」
 俺がそう答えると妹は突如「私、初めてなんだ。」と自分は処女だと打ち明けてきた。
 俺は妹との性行為を続けてる内に薄々妹が処女ではないのかと思うようになっていた。
「初めてなのか。あそこに自分の指は入れたことはあるのか?」
「うぅん、何回かあるよ。」
 それを聞いて俺は思った。それなら自分のあそこにモノが入る感覚は判るはずだな。

「ところで想像の世界での俺はこんなことしてたか?」
 俺は限界まで大口を開けてピンク色のまんこ全体を包み込むように頬張り一気に吸い込んだ。
 俺がまんこを吸ってると妹は「はぁぅ、うっ、凄いよ。」と感嘆の声を漏らしてから身を固くしてよがり声を上げた。
 俺が口でまんこを包み込みバキューム吸引したので、男が初めてまんこにちんこを入れた時に味わう感覚と似たような感じを味わってるはずだった。
 自分の腰がどこかに持って行かれてしまうようだと前に他の女に言われたことがあったから。
 俺は顎が外れてしまいそうになるほど何度もそれと同じことを繰り返した。
 妹は「兄貴ぃ、気持ち良過ぎぃ、気持ちいいよぉ、もっとぉぉぉ。」と腰を淫らにくねくね動かし今にも泣き出してしまいそうなよがり声を出しながら俺に行為を要求してきた。
 俺はにわかAV男優よろしくとばかりに妹にも聞こえるように大袈裟に音を出しながら腟から溢れ出てるであろう液体もろとも妹のまんこを吸引した。
 自分の一番大切なところを実の兄に舐められてることを妹にはっきりと自覚させるために。

 妹のまんこは赤く充血してた。俺は妹に悦びを与えるために自分の感情を必死で殺していた。
 妹は俺の徹底したクンニ攻撃で「ううっ、うんっ。」とうなり必死で絞ったよがり声を出しながらもう絶頂寸前の様子だったので口での吸引一本に攻撃を絞った。
 まんこ全体からクリトリス、クリトリスから腟口、そしてまたまんこ全体を頬張ってからバキューム吸引をする。
 妹のあそこ細胞を1個1個を吸い尽くすつもりでクンニをしたら妹は腰を上下左右に振り回しながら身悶えをしながら恥も外聞もなくよがっていた。
 そして俺がローテーション通りに何度目かのクリトリスの吸引を始めた時、遂にその時がやったきた。
 妹は上半身を仰け反らせ腰を激しく上下に揺すりながら両足を伸ばし足の指までピンと突っ張らせて「あれ、いま、いま。」と意味が判らないことを口走りながら絶頂に達した。
 その後、妹は息を荒げながら「私、逝ったの初めてなんだ。」と俺に告白した。 
 それは妹が人生で初めて味わった絶頂感だった。 
 こいつはこんなに淫乱だったのか。俺は自分が知らない妹の一面をまた見たような気がした。 

 我々の欲望は全開だった。そして飽くなき性への欲求が俺を決定的な行為へ駆り立てた。
 俺のモノは根元の靭帯が痛くなってしまうほど強烈に勃起していた。もう限界だと思った。
 色々考えてたのでは先には進まない。今後のことはセックスをしてから考えようと思った。
 俺は下になってる妹の顔を見て思った。今までお前の気が遠くなるほどあそこを吸って舐めてやったのだから、もうそろそろ入れてもいいかなと。
 そして俺は妹にありったけの優しさを込めて「もう入れてもいいかい?」と聞いてみた。
「いいよ。優しくしてね。」
 妹は俺の呼び掛けに軽く頷いてから目をつぶってその時が来るのを静かに待っていた。
 俺は妹の太ももを大きく開かせ自分の下半身を出来たその空間へ割り込ませて妹の膣の位置を手で確認してから亀頭にたっぷり唾をつけて割れ目の下の方に軽く押し付けた。
「いいかい?入れるよ。初めてだからちょっと痛いかも知れないけど我慢してなよ。」
「体の力を抜いてごらん。」そして俺は自分の腰を前方へゆっくり押し進めた。

 亀頭の先端に生暖かい感触が伝わってきた。
 そして亀頭の半分くらいが妹の腟に没入したところでこれから一気に処女膜をと思った時、「やっぱ駄目だよ。」と言う言葉と共に妹が腰を引いてしまい上の方へずり上がってしまった。結局1度目の挿入には失敗だった。
 俺は妹をなだめて落ち着かせながら相手は処女だからなと気分を入れ替えて今度は上にずり上がれないように片足を持ち上げて抱えながら挿入を試みた。「俺を信じて。」
 だが2度目も駄目だった。今度は亀頭を押し付けただけで体を捩られてしまったのだ。
 それから少しだけ時間を置いてから3度目の挑戦をしたが妹は自分の顔を両手で覆い隠して「入れないで。」と嘆願してきたので可哀想になって途中で止めた。
 それでも諦め切れなかった俺は4度目に挑戦したが妹に「駄目!」と言われた上に最後には突き飛ばされてしまった。
「どうしてなんだよ?」俺はついさっきまでのあれは何だったんだ?と思っていた。

 最初は初めてだから指とは大きさも形も違うモノを挿入されるのが怖いだけだろうと思った。
 だが同意したはずの妹に拒否されて突き飛ばされたことで近親相姦の壁と言う物を実感した。
 ここまでは許すけどこれ以上は駄目だと言うことか。
 俺としてはそこまでやってたので無理やりしてしまえばセックスは出来たが自分達がやろうとしてることは明らかに社会通念から外れた逸脱行為の近親相姦である。
 ただでさえ問題があるのに合意無しでの強姦では最悪中の最悪だ。それだけは避けたかった。
 俺は現実を突然に見せられてすっかり意気消沈してしまい気分が一気に萎えてしまった。
 少しだけ自分の気持ちの整理に時間が掛かった。そして妹のことを諦めることにした。
「もう止めよう。高い金を払って風呂に入りにきたことにしようか。帰るぞ。」
 朝からずっと続いてた緊張感で疲れきってた俺は早く家に帰って眠りにつきたかった。

 妹は俺の決断に何も言わなかった。
 俺は帰るために車を転がしながら自分の気持ちの中でくすぶり続けてる妹に対する未練を打ち消すのに躍起だった。その日の出来事が次々に脳裏に浮かんできては胸が痛くなった。
 変えられない事実とどうしようもない現実に押し潰されそてしまいそうな感じだ。
 初めから妹を騙して始まったような関係だ。始めるつもりがなかったが何の因果か始まってここまで辿りついて結局は断られてしまった以上はこれ以上関係を続ける意味はなかった。
 実の妹とここまで出来たのだからそれで納得しなければと俺は思った。
 俺は決別の意味で妹に忠告した。それが俺がしてやれる最後のことだった。
「今日は俺だから止めたけど他の男だったら間違いなく犯されてる。今度は注意しろよ。それから今日のことは早く忘れた方がいい。トラウマにならなくて済むと思うから。」
 結局俺は最後まで妹に好きだと伝えることが出来なかった。
 そしてこれで本当に終わるんだなと思った。

 車内に重く沈痛な空気が漂う中で今まで黙って俺の話を聞いていた妹がぽつりと呟いた。
「私、子供欲しくない。」
 俺は妹が言った子供の言葉を頭の中で反復した。
 唐突に子供は嫌なんてこと言われたので妹が何を言いたいのかすぐには理解出来なかった。だが何秒かしてある物が思い浮かんだ。
 それは確かホテルのベッドサイドに置かれていた。数センチ四方のビニールで出来た袋に包まれて置かれていたある物がそこにはあったのだ。
「ひょっとしてお前の言ってるのは避妊のことか?」
 俺はたった今、連想したことをそのままぶつけてみたら妹から即答で返事が返ってきた。
「そうだよ。子供は駄目だよ。」
 俺はそれならその場で言えばいいのにと思ったが、妹が拒否した理由はそれだけではないだろうと勝手に思い込んでたので念の為にもう1度だけ最終確認の意味で妹に聞いてみた。
「お前が問題にしてたのは避妊のことだけか?」

 するとまた妹から即答で答えが返ってきた。「うん。そのこと。」
 そしてその言葉にはまだ続きがあった。「私、あれ持ってるよ。」
 俺は血反吐を吐くような想いで決別の言葉を言ったのに、その矢先に妹に断られた原因がそれだけだったことに反発して、持ってるなら出せよと言いたくなったが平静を装いながら皮肉混じりに妹に言った。
「何だ。随分と容易周到だな。やる気満々じゃねぇかよ。」
「違う!違う!友達にもらったの。(私、今、あんたみたいに彼氏いないからこれあげるね。持ってた方がいいよ。)って、ゴム渡されたぁ。」
 それがいつの話だか判らないが知らないとこで俺は妹の彼氏と言うことになってたらしい。
 メル友だった俺をどんな風に友達に説明したのか聞きたかったがそれは止めとこうと思った。
 それを聞いて自分が馬鹿らしくなってしまった俺はその場を笑って誤魔化しながら言った。
「お前、本当にいい友達持ったよな。よし、分かった。もう1回ホテルに行くぞ。
 俺は右側を見てるからお前は左側を探せ。」そして2人でラブホを探した。

 帰り足がてら、やっと3軒のラブホを見つけたが1、2軒目はシグナルが赤で不可だった。
 その日は海の日だ。ちょうど時間的にも海水浴や行楽先に出掛けたカップルが遊んだ後にホテルにしけこむ頃だった。
 それでも何とか3軒目を見つけたが幹線道路沿い過ぎて入るのに躊躇してしまい結局はパスをしてしまった。
 そんな俺を見かねて妹が「家でもいいじゃん。」と言ってたが却下してまた探した。
 我々は幹線道路を走りながら遠くに目をやって儀式の場を求めてホテルを探し続けた。 
 そして半ばホテル探し諦め掛けてた時、妹が前方を指差しながら「あそこ。」と口にした。
 俺が改めて見てみると、それらしい雰囲気がする看板があったのでその看板を頼りに建物へ近づいてみたところシグナルは青だった。そうであれば我々には迷うことは何もなかった。
 俺は救いの神に感謝しながら一気にその建物へ車を侵入させた。

 ホテルも2軒目となれば緊張感がなくなってしまい俺は普段のペースを取り戻していた。
 我々は手を繋いで部屋へ向かった。その途中で偶然に1組のカップルとすれ違ったがまさか我々が兄と妹とは思わなかったはずだ。ちなみに我々は似てない。
 俺は部屋に着くなり風呂に入りたくなったので部屋のテレビのチャンネルをアダルトにセットして妹1人だけ残して風呂場へ行った。
 俺が風呂から上がった時、妹はベットの上でジュースを飲みながら膝を抱えて大真面目な顔をしてアダルトチャンネルを見ていた。
 あんまり妹が大真面目になって見てるので、改めてテレビを見てみるとちょうどテレビでは若い男女がバックでズコズコの最中だった。しかも女の方は女子校生風の身なりをしていた。
「なんか凄いねぇ。」妹のこの一言がこれから我々がやろうとしてるセックスへの期待を表してるような気がしたので俺はあえて釘を刺した。嘘はつきたくなかった。

「悪いことは言わない。今日は諦めろ。これはもうちょっと後の話だな。その前にお前にはやらなきゃいけないことがあるから。」
「やらなきゃいけないことって何?」
 俺にそう聞き返してきた妹の目を見つめながら俺は真顔で答えた。
「貫通式。俺を信じてまかせろ。悪いようにはしないつもりだよ。」
 俺は目をみつめたままベットに座ってる妹に近づき、二の腕を掴んで自分の方へ引き寄せて抱き締めると妹の体が震えていた。口では生意気なことを言ってたがやはり不安だったようだ。
 俺はその震えを止めるために妹の頭を撫でてやり「大丈夫、大丈夫だよ。」と耳元で優しく囁いてから唇を重ねて舌を絡ませた。俺は妹と唇を重ねながら、この後のことを考えていた。
 こうして大人しいのも最初のうちだけ。すぐにさっきみたいに乱れるはずだ。

 妹と唇を重ねたままベットに寝かせると下になった妹から体温が伝わってきた。
 妹のその体はすでに熱気を帯びていて前戲の替わりになればいいなと思って見せてみたビデオを大真面目な顔で見ながら密かに興奮していたのがすぐに分かった。効果があったようだ。
 俺は妹が着ていたTシャツの上から乳房を鷲掴みして揉んでみた。妹は俺の成すままだ。
 そして揉んでる掌で柔軟に形を変える妹の乳房の感触をまた直接この手で味わいたいと思った。
 邪魔になってしまったTシャツとブラジャーを取り去ると妹の乳房がまた顔を出した。
 それから乳首に吸いついたのと同時にはいてたミニスカートの裾を捲り上げて下着の上から股間を手で軽く触れてみると触れた瞬間、体がピクッと反応して「あっ。」と声を上げた。
「気持ちいいのか?気持ち良かったら、もっと声を出してもいいんだぞ。」 
 妹の感度はこれが初体験とは思えないほど刺激に対しての反応が良かった。
 普通ならば緊張感で自然には振舞えないはずだが、俺が兄貴で気心が知れてるせいなのか、その時の妹は俺の前で自然に奔放に振舞っていた。

 俺の目論み通り、妹の下着は水分を含んでじんわりと湿っていた。俺は下着を脱がせないでそのまま割れ目に沿って指を這わせてそれに対する妹の反応を見てみた。
 ゆっくり割れ目を探ってると下着がますます濡れてきてるのが指を通して俺に伝わってきた。
 妹は「はぁ、はぁ、はぁん、うぅんっ。」と目を閉じながら愛撫に陶酔の表情を浮かべてる。
 妹の反応の良さもあって甘い吐息を聞いてるうちに俺のモノはたちまち勃起してしまった。
 我慢出来なくなってしまった俺は自分が着ていたバスローブと妹のスカートを捨て去った。
 それから下着を乱暴気味に膝のあたりまで引き下してから片方の足だけを引き抜かせて股間を開かせたら薄い陰毛と充血した小ぶりな小陰唇が見えた。そして俺は妹のまんこを舐めた。
 内太股から舌を這わせて大陰唇から小陰唇と女性器の外周から始めて徐々に中心部へ迫る。
 片手で乳房を強く優しく揉んでると腟から分泌液が漏れてきたので改めて味見をしてみた。
 妹のその味は薄い塩味とやや酸味が効いたような味だったが俺にとって良い味だった。
 俺は妹のまんこを舐めながら自分のモノが硬さを増して行くのを感じていた。

「あうっ、兄貴、またよくなっちゃうよぉ。」
 どうやら妹の回路が早くも繋がってしまったようだった。
 兄貴の俺が言うのも変だが妹は可愛い方へ部類してる娘だと思う。その妹が胸に淫乱性を秘めてたことを、この日の出来事が無ければ俺は知らずに過ごしていた。
 初めてキスをした日以来、隣合ったお互いの部屋で相手のことを思って手淫にふけってたなんて俺は思いもしなかった。それが現実のものとなろうとしていた。
 初体験の相手が自分の兄だと言うことを忘れて「さっきみたいにしてくれるぅ?」と俺に求めできた妹が本当に可愛かった。そして俺はまた妹のまんこを吸引してやった。
 まんこを吸う度に「はうっ!」とか「あっ!」と妹から即座に反応が返ってくる。
 これが初体験でなければ妹とのセックスをもっと楽しめたはずだが、もうすぐ来る儀式のことで頭が一杯だった俺は可能な限り、妹の膣を濡らすことだけに全神経を集中させて愛撫を続けた。

 しつこいくらいの口と指との愛撫で妹のまんこ周辺は洪水のようになった。
 ついでに今にも破裂してしまいそうなくらいに勃起した自分のモノを軽くでもいいから妹に舐めさせてみたかったが初体験でそれをやらせるのは酷なような気がしたので止めた。
 そしてまた行為を続けた。「四つん這いになってごらん。」
 俺は恥ずかしがってる妹を優しく誘導して両手と両足を跪かせて四つん這いにして
 今度は背後からまんこを伺ってみた。細身のウェストからヒップにかけてのラインが生き生きしていて綺麗だった。
 俺は妹の背後に腰を下してヒップを上に高く突き出させて両手でヒップを掴みながら充血して口を開き掛けてた小陰唇のびらびらを左右に広げてピンク色のまんこに舌を這わせて指で弄った。
 眺めが良くて最高の気分だった。
 妹は俺に苦しい格好を強いられてるのに「あぁ、あぁ、あぁぁぁんっ。」と喘いでる。
 まんこを舌でれろれろとしてると、さっきまで酸味が消えて甘く感じるようにもなった。
 その最中、俺は挿入を決意した。

 初体験がバックでは可哀想なので妹を仰向けに寝かせてから優しく語り掛けた。
「そろそろ行くよ。約束だからゴムをつけるから見てなよ。今度つけてくれよな。」
 そして俺は部屋に入った時に確認してあったサービス品のコンドームに手に取ってから妹が見てる前でコンドームのつけ方を説明しながら赤黒く勃起したモノにゴムを巻きつけると、それを見ていた妹から一言あった。
「それが入るんだよね?痛そう・・」
「処女膜には神経は走ってないから痛くはないんだよ。だから安心してまかせて。」
 我々は兄と妹だ。4分の1だけ血が繋がったれっきとした肉親同士だ。
 同じ両親から血を受け継いだ者同士でこれ位のことが上手くいかないはずがないと思った。
 俺は妹の片足を持ち上げ膝を抱え込んでから腟口に怒張し勃起したモノを押しつけてから挿入する直前で妹と言葉を交わした。
「俺はお前のことが大好きだ。だから俺を信じろ。ところで今日は何の日だっけ?」
「私も兄貴のことが好き。今日は海の日だよ。」

 妹がこの言葉を言い終わった時、妹の腟には俺の分身でもある亀頭が没入していた。
「俺はもうお前の中に入ってるよ。痛い時はちゃんと言うんだぞ。」 
 俺は妹の表情を見ながら静かに腰を押しつけてゆっくりと入っていった。
 妹には今自分に起きてることが何かは腟から伝わってくる感触で理解が出来てたはずだ。
 コンドームのゴム越しだったので妹の腟の感触はよく判らなかったが弾力が凄かった。
 通過する時の痛みからのせいなのか妹が体に力が入れるとそれに連動して膣が締まった。
 俺はずり上がり防止のために持ち上げた片足を開放してやってから妹に言葉を掛けた。
「深呼吸して体の力を抜いてごらん。」
 俺が言葉を掛けると妹は素直にそれに従って深呼吸をした。それがまた可愛く思えた。
 そしてゆっくりと押しつけていた亀頭の先端が何かに当たるような感じがした。
「これで奥まで入ったよ。」
「う、うん。分かるよ。」

 俺は静かに小刻みなピストン運動を始めた。
 最初からストローク量が多いのでは痛みが増幅されるだけだと思ったからだ。
 俺は若干遅漏気味なのでゴムをつけた上に動く量が少ないのでは時間が掛かってしまい一言も痛いとは言わずに初体験の痛みに耐えてるであろう妹に申し訳なかった。
 快感が苦痛を上回ってさえくれればいいのだがと思いながらピストン運動を続けた。
 妹からはさっきまで反応の良さはなりを潜めていた。時々、「うぅっ。」と唸るだけで俺の体に必死にしがみついてくるだけの状態だ。俺はその妹を強く抱きしめていた。
 実の妹との性行為で興奮の極地だった俺は、今まで抑えつけてた男としての本能が段々と首をもたげはじめ、それと共に腰の動きが大胆になっていった。
 俺は心の隅で妹に詫びながら正常位で激しく突きまくると俺のモノをしっかりと咥えてる妹の膣の根元辺りがぎゅと締まった。俺はその刺激が欲しくてまた突いた。

 ピストンが激しくなるにつれて下になった妹の体がえび反りを始めて股間を俺の股間へぐりぐりと押しつけてきた。恐らく入ってるぶんには大して痛くないのだが動かれると痛いので動きを封じるために腰を下から突き上げ押しつけてきたと言うことはすぐに判った。
 その上俺の足には妹が足を絡んできてたので俺は思うように動けなくなってしまった。
 俺はこの状態を何とかしたくて妹に「体の力を抜いて。痛いだけだぞ。」と言ってみた。
 だが妹は言った時にだけえび反りを止めるだけで、またすぐに同じことを繰り返した。
 これではらちがあかないと思った俺は一時動くのを止めて妹の唇を吸ってから乳房を掌に包みこみ優しく揉み解した。
 それから結合した部分を手で探り出しクリトリスを指で弄ると少し時間を置いてから刺激に反応して「あぁんっ。」とまた艶かしい声を上げた。
 俺はしばらくクリトリスを刺激して膣を分泌液で満たした後でまた静かに動きを再開した。

 俺は入れたまま少しでも妹に苦痛を与えないようにリラックスさせるため妹を誉めた。
「愛してるよ。お前はエッチするの上手だね。」
「兄貴、ほんとに愛してくれるぅ?」
「うん。」
 そしてまた静かにピストンをした。
 だが俺にはそれでは刺激が弱過ぎたので強い刺激を求めて自然に腰の速度が上がっていった。
 それでも妹のことが気になってどうしても行為に没頭することが出来ずにいた。
 妹は妹で苦痛からまた腰を浮かせてきてたので、動けなくなってしまった上に早く終わらせなければと言う気持ちからかなりあせっていた。
 俺はなかなか達することが出来ないあせりからモノに被せてあるコンドームを取ってしまおうかと思ったが避妊は妹との約束だったのでどうにか思いとどまった。

 このままではずっと終わらないような気がした俺はまた腰の動きを止めて妹に語り掛けた。
「このままじゃ、またさっきみたいに中途半端に終わる。とにかく我慢してくれ。早く終わらせるから。愛してるよ。」
 妹は俺の必死の懇願に目を閉じたまま何も言わずに首を縦に振って答えただけだった。
 俺は妹の耳元で「本当にいい娘だな。お前が妹で良かった。」と語り掛けた。
 そして自分より一回り体が小さい妹の体を抱き締めてお互いの頬と頬を寄せ合い、自分の心から自然に沸き上がってくる感情の赴くまま猛烈な勢いで腰を振った。
 俺が腰を振りながら妹の名前を何度も呼ぶと無言の妹が俺をきつく抱き締めてきた。
 それからまもなくして急激な下腹部の火照りの後に睾丸がひくつくような感じがした。
 そしてその後、遂に快楽の極みがやって来たのである。

「くっ、出る、出る。愛してるぞ!」
 先走り液が一気に放出されたような感覚の後、俺の尿道を大量の精液が通過していった。
 そしてやっと訪れた至福の時。俺はまだ妹の中にいた。
 妹と近親相姦をする前までは終わった後は耐えがたい罪悪感と背徳感に囚われるかもと思ってたが実際に性行為をしてみたらそれは全然違ってた。そんなものはまるでなかった。
 俺はこの機会を与えてくれた愛する妹にどうしてもお礼を言いたいような気分だった。
「今日はどうもありがとう。初体験おめでとう。この埋め合わせは後でな。」
 俺に改まってお礼言われたことで途中から無言を通していた妹がようやく口を開いた。
「嘘つき!痛かったよ。後で見てろよぉ。」
 妹は多少怒ってたがそれは不可抗力だと思った。1度は通らなければならない道だから。
 これが我々の近親相姦初体験だった。

 それから3ヶ月後、俺は1人で家を出た。実家と同じ市内だが転居したのである。
 妹との初体験の後、最初の2週間は何も無かったが処女喪失の傷が癒えた頃から家人にばれないように息を殺して連夜のように関係を持つようになった。
 我々は毎日綱渡りのような生活に限界を感じた。もっと自由になりたかった。
 Uターンで故郷に帰ってきて以来、煩わしく思ってた両親からの干渉に嫌気が差して、家から出たいと思ってたので妹とのことをきっかけに家を出ることにした。
 妹に部屋の合鍵を渡してたこともあり転居後は俺の部屋へ入り浸るようになった。
 両親は妹が泊まってるのは俺の部屋だと知っているが学校の成績が上がってることもあって何も言ってこないでいる。

 その後、妹との性行為は大きく変わった。初めての時にはかなり痛がってた妹も今では俺の腰の上に跨って自分から快感を貪るようにまでなってしまった。
 関係を持ってからしばらくは真面目に避妊をしていた。
 だがある時たまたま避妊具を切らしてた時に生でやってしまってから、どうも妹が味をしめてしまったみたいで、以降はそればっかりになってしまい今は俺が抑制しないと危険な状態だ。
 俺の部屋には妹がなしくずし的に自分の荷物を運び込んできてる上に地元の大学を志望してるので我々の関係が知られなければこのままの状態が続きそうだ。
 もし知られた時には、妹と共によその土地に住むつもりだ。

 そしてあの日から1年が過ぎた。今年の海の日、我々は思い出のあの海に行った。
 海はあの日のままで変わらずそこにあった。だけど我々はすっかり変わってしまった。
 俺と妹は日本海に沈む夕日を見た。その夕日を見ながら妹が俺に1つの質問をしてきた。
「あのメールはほんとに偶然だったの?」
 妹はもう真相を知ってるとは思うが、この答えは来年の海の日に答えようと思う。

---END---
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