数年前、東京に転勤していた頃のお話。
 一泊二日で広島へ出張した帰り、新幹線に乗車する前に駅ビルの名店街に立ち寄ることにした。職場と当時付き合っていた彼女奈々子にみやげを買うためであった。
 何が良いかと色々なみやげを物色していたら、ふと目に止まったのが紅葉の形をした饅頭『もみじ饅頭』であった。
 店員さんに「これ、ください」というと、返ってきた言葉が、
「はい、もみまんですね」だった。
 僕は一瞬ギョッとして思わず店員さんの顔に目を凝らした。
 店員さんはまだあどけなさの残る二十歳位の清純そうな女性であった。
 そんな清純そうな女性が大胆にも『もみまん』なんて言葉を発するとは……と唖然とした。
『もみじ饅頭』を略して『もみまん』と言っていることは察しがついたが、僕が知る限り『もみまん』と言うのは隠語であり、女性器のことを指す。
 つまり「おまんこ」を「揉む」から「もみまん」となるのである。
 もしかして僕の頭脳だけがエロ仕様なのかも知れないが。
 広島では一般的に『もみじ饅頭』を略して『もみまん』と言うのかどうか、後日調べてみた結果、広島では結構使っている場合が多いようで、店員さんは発した言葉は「正しい」と納得。

 それにしても広島では『もみまん』って言葉を恥ずかしがらずによく使えるな〜って思うわけだが、そもそも「おまんこ」と言う言葉自体が昔から西日本ではあまりなじみがなく、従来は関東地方限定で使われていた隠語だったが、いつの頃から(ネットやアダルト雑誌等の影響で)全国区になってしまった。
 つまり元々「おまんこ」と言う言葉を使わない府県だと「まん」と言う言葉にそれほど敏感に反応しないようだ。因みに広島では「おまんこ」のことを「おめこ」「おめっちょ」と言う。僕の住む大阪だと「おめこ」もしくは「おそそ」「おちょちょ」が一般的。京都では「おそそ」。その他の都道府県はどういうかは次のページをご参照ください。

・参照『女性器の呼称について』
http://homepage1.nifty.com/shy/night/joseiki/kosyou.html

 少し話が逸れたので戻すとしよう。
 その『もみじ饅頭』だがさすがに職場(東京)では「『もみまん』どうぞ」とは言えなかった(笑) 
 もし言葉にしていたら、広島県のことを知らない女子社員から、「セクハラ」と受け止められ顰蹙を買っていたかも知れない。

 一方彼女である奈々子に渡す時は、わざと「は〜い、『もみまん』買ってきたよ〜!」と大声で告げた。奈々子は次の瞬間キャッキャッと高笑いして、ついには「エッチなんだから〜!」って言われてしまった。
 その夜はラブホでお茶と『もみじ饅頭』で寛いだあとベッドイン。大陰唇辺りを軽くマッサージしていると、奈々子の方から突然「キャハハ〜!もみまん〜!」と叫び噴出してしまった。結局、その後続けて奈々子の『もみまん』をいただくことになりました。モグモグ♪

 

 

 

 

 

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